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ポルトガル語とポルトガル語圏についてのブログ

ポルトガル語のメリットは? -ポルトガル語のおすすめポイント

外国語を学びたいときに気になるのが言語ごとのメリット。

この記事では、ポルトガル語を学ぶメリットについてご紹介します。

 

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ポルトガル語のメリットは? -ポルトガル語のおすすめポイント

ポルトガル語は新たに学ぶ言語の中でもおすすめしたい言語です。

理由の一つ目は、発音が日本語と似ており日本人にとって発音しやすい言語で、初心者でも会話しやすいということ。英語のように発音が難しくて発話しにくいということがありません。

また、本国ポルトガルのみならずブラジルやアフリカ諸国でも母語として使用される言語で、世界中で使える機会があります。ヨーロッパ・アフリカからアメリカ大陸まで広い範囲で使う機会があるのもポルトガル語ならでは。

最近ではビジネスでのポルトガル語需要も高まっているというのもおすすめな理由です。ブラジルなどのラテンアメリカに日系企業が多く進出しているので、将来的に駐在の機会があったりと、ポルトガル語を学ぶことで人生の広がりを実感できるのも魅力です。

 

発音が日本語と似ている

ポルトガルは鼻母音など日本語と異なる発音がある言語ですが、基本的に母音が「aeiou アエイオウ」の発音に聞こえるため、聞き取りやすく、発音しやすい言語です。

英語のように綴りによって発音が変わったり、一つの文字がいくつも発音を持っているということがないので、一度発音を覚えると話しやすい言葉だと言えます。

また、子音との組み合わせでも、ほぼローマ字読みで読めるので、文字の読み書きも易しい言語です。

そのため、初心者でも学びやすく、間口が広いため、言語を身に付けていく感覚を体感できるのがポルトガル語を学ぶ魅力かなと思います。

最初の一歩目で躓くことがないので、初級から中級、上級へと進みやすいのもポイント。

新しく言語を始める場合にも成長を実感できることでモチベーションを保ちながら勉強を続けていくことが可能です。

 

多くの国で使用される

ポルトガル語は、ポルトガルと南米のブラジルで国語として使用される言語。またアフリカのギニアビサウ、カーボヴェルデ、サントメー・イ・プリンシペ、アンゴラ、モザンビークの5カ国では公用語として用いられています。

ヨーロッパ・アフリカとアメリカ大陸どちらでも広く使用できるのも魅力の一つ。

スペイン語と似ているため、ポルトガル語を覚えることでスペイン語の勉強にも応用できるのもメリットです。

 

※ポルトガル語とスペイン語の同時学習についてはこちら

hispalate.hatenablog.com

 

ビジネスで使えて実用性が高い

近年、ラテンアメリカの経済的な重要性も高まってきています。

ブラジルはここ10年くらいで多くの日系企業が進出しており、駐在員として赴任する機会も増えています。

英語、中国語などと同様に実用性の高い言語であり、学んでおくと将来外国語を使って仕事できる可能性が高まります。

また、日系ブラジル人の方々が日本に多く住んでいることから、日本でもポルトガル語を生かした仕事に就くことができる可能性があるというのも魅力です。

 

ポルトガル語の難しいポイント

メリットも多いポルトガル語ですが、一方で難しいと感じる部分もあります。

特に動詞の活用が多かったり、文法が複雑だったりするので、文法などで躓いてしまわないように、初年度の授業はしっかりとでて、ポルトガル語の構造を理解することが大切です。

 

動詞の活用が大変

ポルトガル語で一番大変な部分ともいえるのが動詞の活用。

動詞の活用というのは、主語や時制で動詞の形が変化することを差します。英語の場合は三単現のsや過去形でedがつく変化が動詞の活用です。

ポルトガル語は動詞の活用で主語と時制を判断します。

動詞の活用は、直説法、接続法、命令形と別れており、直説法に現在、点過去、線過去、未来、過去未来などの形が、接続法に現在、過去、未来などの形があり、それぞれ人称(私、君、彼・彼女、私たち、君たち、彼ら・彼女ら)ごとに動詞を変化させます。

この動詞の活用を覚えるのがポルトガル語の最初にして最大の難関です。

 

文法が複雑

言語の文法はそれぞれに難しいところがあるのですが、ポルトガル語の場合は直説法と接続法を理解するところが特に難しい文法で、接続法の概念は日本人にとっては「よくわからない」と感じる部分です。

この直説法と接続法をマスターしようと思うと結構な時間がかかるのですが、最初の内は直説法だけをしっかり覚えて使えるようにするといいかなと思います。

 

ポルトガル語のおすすめ参考書

ここまでポルトガル語のメリットや難しい点についてご紹介しました。

ポルトガル語を勉強したい場合におすすめなのが、ポルトガル語会話と簡単な文法解説のついた参考書、文法書、単語帳の3つの参考書をそろえること。

ポルトガル語の勉強では、「文法を覚え、単語を覚え、音を聞き、発話する」という4つのステップを繰り返すことが大切です。

文法や会話のリスニング練習でおすすめな教材は、『ニューエクスプレス』シリーズ。そして単語の学習は『キクタン』、文法書は『総合ブラジル・ポルトガル語文法』です。

 

※ニューエクスプレス プラス ポルトガル語

 

※ポルトガル語 おすすめ参考書はこちら

porugomichi.hatenablog.com

 

オンラインポルトガル語

ポルトガル語上達には、一人で勉強やポルトガル語の練習をした上で実際にポルトガル語話者と会話練習することが欠かせません。ネイティブが話す言葉を理解し、即座に返答するという練習を繰り返し行います。

現在はオンライン語学教室などが多く存在していますので、ポルトガル語会話の練習には最適。

質の高いオンラインレッスンが多く、オンライン教室を利用することで、家にいながらポルトガル語をしっかりと練習できます。

 

※おすすめオンラインポルトガル語はこちら

porugomichi.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、ポルトガル語のメリットをご紹介しました。

ポルトガル語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。

動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国ポルトガルのみならずブラジルなど様々な地域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあるので、是非ポルトガル語を学んでみてください。

 

※3か国語話すための練習方法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 

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