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ポルトガル語の基本・基礎-まずは発音と直説法現在形をマスターしよう

ポルトガル語を学ぶ際にはスペイン語の基本を抑えることが大切。

この記事では、ポルトガル語の基本をご紹介します。

 

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ポルトガル語の基本・基礎-まずは発音と直説法現在形をマスターしよう

ポルトガル語はポルトガル本国のみならずブラジルやアフリカ諸国でも話される言語です。

ポルトガル語の特徴として、発音が日本語に似ており、例外の少ない規則正しい文法、そして動詞の活用の煩雑さが挙げられます。

ポルトガル語を勉強したいと思った時には、何よりも動詞の活用をしっかりと覚えることが大切。特に直説法現在形を完璧に覚えることに重点を置いて勉強しましょう。

 

ポルトガル語の発音

ポルトガルは鼻母音など日本語と異なる発音がある言語ですが、基本的に母音が「aeiou アエイオウ」の発音に聞こえるため、聞き取りやすく、発音しやすい言語です。

英語のように綴りによって発音が変わったり、一つの文字がいくつも発音を持っているということがないので、一度発音を覚えると話しやすい言葉だと言えます。

また、子音との組み合わせでも、ほぼローマ字読みで読めるので、文字の読み書きも易しい言語です。

そのため、初心者でも学びやすく、間口が広いため、言語を身に付けていく感覚を体感できるのがポルトガル語を学ぶ魅力かなと思います。

最初の一歩目で躓くことがないので、初級から中級、上級へと進みやすいのもポイント。

新しく言語を始める場合にも成長を実感できることでモチベーションを保ちながら勉強を続けていくことが可能です。

 

ポルトガル語文法

ポルトガル語は文法自体は複雑で難しい部分もありますが、一度覚えるとほぼ例外がないため、勉強したことをすぐに実用することができます。

教科書に書いてあるポルトガル語、勉強したポルトガル語をそのまま使えばほぼ100%思っていることを伝えることができます。

英語の場合、「〇〇はネイティブは使わない」のような教科書英語と実際の英語との差が強調されることが多く、自分の英語が正しいのかどうか不安に思ってしまうことも多いのですが、ポルトガル語は教科書に書いてある内容通り実際にポルトガルやブラジルで使われるので、安心してポルトガル語を話すことが可能です。

文法は言語によって難しいところがあるのですが、ポルトガル語の場合は直説法と接続法を理解するところが特に難しい文法で、接続法の概念は日本人にとっては「よくわからない」と感じる部分です。

この直説法と接続法をマスターしようと思うと結構な時間がかかるのですが、最初の内は直説法だけをしっかり覚えて使えるようにするのがおすすめです。

 

動詞の活用

ポルトガル語で一番大変な部分ともいえるのが動詞の活用。

動詞の活用というのは、主語や時制で動詞の形が変化することを差します。英語の場合は三単現のsや過去形でedがつく変化が動詞の活用です。

ポルトガル語は動詞の活用で主語と時制を判断します。

動詞の活用は、直説法、接続法、命令形と別れており、直説法に現在、点過去、線過去、未来、過去未来などの形が、接続法に現在、過去、未来などの形があり、それぞれ人称(私、君、彼・彼女、私たち、君たち、彼ら・彼女ら)ごとに動詞を変化させます。

この動詞の活用を覚えるのがポルトガル語の最初にして最大の難関です。

動詞の活用は、直説法、接続法、命令形と別れており、直説法に現在、点過去、線過去、未来、過去未来などの形が、接続法に現在、過去などの形があるのですが、最初に必要なのは直説法現在形です。ですので、直説法現在形をしっかりと覚えましょう。

直説法現在形だけでもar動詞、er動詞、ir動詞の3つの基本的な規則動詞と様々な不規則動詞があるので、覚える量は中々多いです。

覚え方は、まず規則動詞の活用をしっかりと覚え、続いてよく使用される基本的な不規則動詞の活用を覚えます。

規則動詞の活用は1つの動詞をリズムで覚えます。

例えばar動詞はfalar(話す)で活用を覚えます。

「Eu falo、Voce fala、Nos falamos、Voces falam」のセットで時間があるときには常に活用を口に出してリズムを身につけます。

同様に、er動詞は「Comer(食べる)」、ir動詞は「Vivir」で活用を覚えます。

この3つをしっかり覚えれば、あとはこの活用を別の動詞に当てはめるだけで活用ができるようになります。まずはこの3つを覚えて、新しい動詞が出てくるたびに活用を何度も練習してみてください。

不規則動詞は、よく使う動詞を集中して覚えます。「Ser」、「Estar」、「Ir」、「Fazer」、「Venir」などはしっかりと覚えておきましょう。

 

ポルトガル語のおすすめ参考書

ここまでポルトガル語の基本についてご紹介しました。

ポルトガル語を勉強したい場合におすすめなのが、ポルトガル語会話と簡単な文法解説のついた参考書、文法書、単語帳の3つの参考書をそろえること。

ポルトガル語の勉強では、「文法を覚え、単語を覚え、音を聞き、発話する」という4つのステップを繰り返すことが大切です。

文法や会話のリスニング練習でおすすめな教材は、『ニューエクスプレス』シリーズ。そして単語の学習は『キクタン』、文法書は『総合ブラジル・ポルトガル語文法』です。

 

※ニューエクスプレス プラス ポルトガル語

 

※ポルトガル語 おすすめ参考書はこちら

porugomichi.hatenablog.com

 

オンラインポルトガル語

ポルトガル語上達には、一人で勉強やポルトガル語の練習をした上で実際にポルトガル語話者と会話練習することが欠かせません。ネイティブが話す言葉を理解し、即座に返答するという練習を繰り返し行います。

現在はオンライン語学教室などが多く存在していますので、ポルトガル語会話の練習には最適。

質の高いオンラインレッスンが多く、オンライン教室を利用することで、家にいながらポルトガル語をしっかりと練習できます。

 

※おすすめオンラインポルトガル語はこちら

porugomichi.hatenablog.com

 

終わりに

この記事では、ポルトガル語の基本をご紹介しました。

ポルトガル語は発音面でとっつきやすく、一度文法を覚えると例外も少ないので、会話練習などもしやすい言語です。

動詞の活用などを沢山覚えるのは大変ですが、本国ポルトガルのみならずブラジルなど様々な地域で使用される言語で、覚えた分だけ使う機会も多くあるので、是非ポルトガル語を学んでみてください。

 

※3か国語話すための練習方法はこちら

sumikuni.hatenablog.com

 

 

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